時間の無駄

日々に追い立てられるように時が過ぎ、気付いたら何度目かの春になっていた。

季節は移り変わり、玄関のビニール傘も増えたけど、自分自身は一切何も変わらないまま、周囲の人生とは22.5ゲーム差くらい開いてしまった。

今この瞬間でさえも、過ぎたそばから戻れない過去として積み重なってゆく。

そんな簡単な仕組みに気付かないふりをしながら、これからも生きていくのだろうか。

しかし何をどうしてどうなれば自分が満足するのか自分でさえもわからない。